My life! after diagnosed with BC

インプラント入替Day2:手術当日

9時から絶食、それまでは水分はOKなのでコーヒーやお茶を飲んで過ごす。前日はAM2:00頃に目が覚めてからやっぱり眠れなかった。ようやくうつらうつらしていると形成主治医とインターンの回診。前回入院時は、声をかける前にカーテン開けて入ってきていたのでぼーっとしていたら、こちらから開けるのを待っていた。病棟が違うから?インターンのお手本にならないとならないから?
あわててカーテン開けて挨拶すると、「大丈夫?お昼からよろしくねー」とだけ言って去る。これって外科医の決まり文句?
前回は主治医が「大丈夫?明日よろしくねー」と言って立ち去った。(言い方そっくり)あの時は全然大丈夫じゃなくて、声も出なくて返事もできなかった。おじぎするのが精いっぱいだった。でも今回は笑顔で元気に「大丈夫です、よろしくお願いします」とちゃんと言えた。

 

f:id:mylifeafterbc:20171119161459j:plain

 

9時ごろに輸液の点滴がはじまる。繋がれたままOP室によばれるのを待つ。途中トイレに行くがイルリガートルが邪魔。ドアを閉められないかと思った。せっぱつまっていなくて良かった。。

ぼんやりしていると予定より早く11:30過ぎに看護師に呼ばれる。トイレに寄ってから向かう途中で靴下をはいていない事に気づく。この病院では術後の深部静脈血栓対策でフットポンプをつけるのでその下履きとなる。あわてて戻って用意していたハイソックスを履いて小走りで看護師が待っているデイルームへ向かう。緊張感がないからかバタバタしたままOP室へ。

今回は形成主治医とOP室で顔を合わせる。インプラントの位置を確認するために座位になるから、と仙骨部に褥瘡防止用のシートを貼られる。今回は上半身脱いだ状態で心電図等の準備、座位になった時の位置調整。タオルは掛けられているけれど病衣のパンツと下着のパンツも脱がされる。結構手順が違うなぁ、手技によるのか、執刀医の方針なのか。。と考えているうちにマスクをつけられて前回と同じで呼吸してちょっと眩暈が‥といった所で意識をなくす。

 

○○さーん、と呼ばれて目を覚ますと抜管。今回は記憶付。OP室(当たり前)で、色々剥がされて、ストレッチャーに載せ替えされて、EVに乗って、病室でベッドに移動して、この辺りから画像記憶がついてきて形成主治医が見えた。病室でフットポンプをつけている看護師に「ケアブラだけでいいです、家族は?まだ?」と言っていなくなる。

意識が戻ってから、痛くて痛くて、EVでも病室に戻ってからも痛いと言い続けた。準備と痛み止めどちらを先にします?と聞かれて迷わず痛み止めを頼む。点滴が始まってすぐ楽になるかと思ったけれどいつまでも痛い。
病衣を着せてもらうのに手間取っている間も、もう痛くて着ていなくてもいいと言ったら、OP室で痛み止め入れ始めてくれればいいのにねー、と看護師に言われる。点滴が終わってもまだ痛いし、ロキソニンを飲んでもまだ全然痛い。全摘の時の何倍も痛い‥。

そうはいっても順調らしく、点滴も外れてヘッドアップして水も飲める。
夕食前に形成医主治医がどう?と聞きに来る。痛いとと訴えても、「痛い?ふーん。大丈夫そうだね」と帰ってしまう。やっぱり「痛い」に興味がなさそう‥。
痛くてもおなかは空く。無事夕食の許可が出たので17:00頃から空腹で早く食べたいと言い続けていて、母が持ってきてくれた梨やトマトも加えて完食。

f:id:mylifeafterbc:20171119165842j:plain


通常は回復室で一晩過ごすらしいが私は部屋に戻された。どうやら一人で使わせてもらえるらしいが、伝達が悪いらしくて部屋に戻ってから入れ代わり立ち代わり特殊ベッドが来たり床頭台の入れ替えがあったりで落ち着かない。

ドレーンの廃液が多くて、寝る前に見ると50ml位ある。ドレーンバッグをぶら下げて歯を磨きに行くと、洗面所で話しかけられる。同じ病気で全摘後、色々あって退院できないでいるらしい。理解しているのかいないか、こちらの答えを無視して話すので会話がかみ合わないので早く切り上げたいがその隙を与えてくれない。そして脱毛について語られる。あなたの髪の毛もすべて抜け落ちるのよ云々と。これ、初回の入院時だったら泣いていた。今回は冷静に受け流すことが出来たけれど、何のいやがらせなんだろう‥。