今朝は起きてみると導眠剤が効きすぎているのか足元がふらつき、ぼんやりとしている。初めての感覚で仕方がないのでベッドの背を上げて横になっていると形成主治医が様子を見に来る。問題ないようでじゃあ明後日水入れようね、と言って終了。その後主治医が看護師と朝回診に来る。ぼんやりしていること、ベッドにいる事が珍らしかったらしく、ドレッシングテープの張替えをしている間中、変わりない?→大丈夫です、の返答を信じてもらえず、大丈夫じゃなさそうだけど→大丈夫ですというのを何度も繰り返す。大丈夫と言い張るからか、ぼんやりしていて会話にならないからか、夕方話そうねと言い置いて帰っていく。その後シャワー浴びてリハビリを終えるともう昼食。
午後はもくもくと仕事を片付ける。夕食が届いて回診待ちをしていると主治医がやってきて話しようか、と面談室に行く。(食べ始めると夜回診が来ることが多いので終わってから食事をするようにしていた)
- 痛くても大丈夫なところ、本来痛くないところって?→腹筋とその周辺は大丈夫。背中とかは痛いところをかばうから痛くなっているだけ
- 廃液がすごく少なかった、OP精度が良かったからと思っていい?→新しい電メスになったからかも。皮下脂肪が少ないからなおさら(1月に新しい電メスが入って2例目だったそう)
- センチネル陰性、リンパ廓清はなしということでよい?→術中迅速はしていない、術後病理待ち
- センチネルだけでもリンパ浮腫を発症する話を見かける、利き手なので不安→施設によって差はあるけど数%→この病院では?→ほぼない
- 術側の腕を使っていると二の腕が痺れてくる。リンパ浮腫の心配しなくて大丈夫?→大丈夫。神経傷ついているので痺れた感じがするという人はいる
- 形成医が言っていた皮弁壊死、心配ない?→僕が切った、大丈夫
- 形成医が言っていた大胸筋がぼろぼろ、大丈夫?→大丈夫、きれいに剥離した
- Ki-67とかグレードとかは評価し直す?→する。病理待ち
- 内分泌療法(ホルモン療法)は確定?→ほぼ必須
- HER2の評価は術後病理で変わることがある?→まずない
- Luminal Typeは晩期再発が多いって本当?→本当。なので長く治療を続ける
- 今までは気になる事があるとすぐ先生に聞いているが、患者マナーとしてどうなんだろうと思う、そういう時はどうしたらいい?→問題ない、こっちは同じことを何度も言っているけれど、患者さんにとっては初めてのこと。わからなくて心配なのは当然なので、そこで我慢してストレスを溜める必要はない。今まで通りでいいんじゃない?心配性な人はもっとたくさん聞くし、同じことを何度も聞く人もいるよ。
- 退院後、お酒飲んでも平気?→少しでしょ、いいよ。血流よくなると痛いかもしれないけど。二日酔いとか記憶なくすとかまで飲むのはやめてね
- 他の人より痛がっている(TE入れているとしても)、鎮痛剤はもっと飲んでも大丈夫なので痛みが出ないように調整しよう
- 形成でTEに水を入れるともっと痛くなる。薬出すので30分前に飲むように
- 病理結果で外科的なこと(リンパの追加廓清の要不要、断端)&全身療法の方針が出る。サブタイプは再評価する、組織型が悪かったりグレードが高いと化学療法を勧めざるを得ない
- 画像上、非浸潤がかなり末端まで伸びていたが乳腺は取り切っている
- 治験情報や標準治療の情報は他よりも早く入ってきて日々更新している。術後治療は心配しないで任せてくれて大丈夫
- ここまでは希望通りにすすんでいる、病理もうまくいくように祈ってるんだよね
病気のことを引きずりたくない、元に戻りたい、先に進みたい。と言ったら、なってしまったことを考えても仕方がないからそれでいいと思うよ、と言ってくれた。力を貸してください。