My life! after diagnosed with BC

取り越し苦労?外来先生に会いに行く

もう毎日病院にいる気がする。

前回、外来先生が不在時にセカンドオピニオンを受けたいと伝言で依頼したのだが、クリニックの先生宛に書かれたお手紙に外来先生のいら立ちが垣間見えていた気がしてならなかった。

ずっと呼ばれなければいいのに、と思いながら憂鬱な気分で待合へ。そしてこんな時に限って待ち時間もなく呼ばれる。仕事で苦手なお客さんを訪問する時に似た気持ちで診察室のドアをノックする。顔を見るのが怖かったのでドアを開けてすぐ「勝手なお願いですみませんでした」と頭を下げて一気に言ったら「気にしなくていいし謝らなくていい、座って。」と言われる。

形成先生のコメントを見て、厳しいことを言われたんだね、先方のHPはどうだった?と聞かれて経緯を話す。温存とまで言われたらそりゃあ迷うよね、MRI撮ってその結果見てから決めてもいいよ、と時間をくれる。ここまでスムーズに進み過ぎて、急がせちゃったからだね、と言ってくれる。いや、迷いが出るから急いで進めようとしていたのは私の方なのに。急に進めなくなってしまった事を責められることもなく受け入れてもらって、申し訳ない半面、人としてすごくいい先生なんじゃないだろうか、この先生にお世話になるのもいいかも、と思う。

そして前回までの話でははっきりしなかった「二次再建を勧める理由」をもう少し詳しく説明してくれた。

  • MRI画像をみて白くなっている部分=広がりである事
  • 乳管内進展が激しく、皮膚の近くまで伸びているように見える
  • 皮下脂肪が少ないので乳腺と皮膚が近い、剥離してもぎりぎりっぽいので皮膚ごと切った方がよさそう
  • 断端陽性となって抜去・放射線とかが必要になると結局は遠回りになる

ただどうしても一次で、という事であれば、話し合ってリスクとできなかった場合について納得できるのであればやってみてもいいよ。と譲歩してくれる。先生の経験と勘ではどの程度うまくいきそうだと思いますか?と聞いてみたところ50%以上はもちろん、という答えが返ってきた。その上でもう一度、触診。切る範囲を想定して縫いとめるシュミレーションした結果、思っていたよりはギリギリじゃなさそうかも、と。あんなに渋っていたのに五分五分、そして予想よりギリギリじゃないってことは期待できるのかも!‥と思い始める。

来た時の憂鬱な気持ちよりはちょっと明るい気持ちになって帰る。