My life! after diagnosed with BC

転院

タイミングを掴めなくて言い出せなかったりはっきり断れないのは私の悪いクセだ。

結局、前回の乳腺外来から外来先生の病院へ転院になった。カルテや画像も先生が持って行ってくれるとのことでトントンと進む。この先生がイヤな訳ではない。確かに話やすいしネクタイに白衣でぱりっとした頼りになりそうな雰囲気。でもがん拠点病院というのが抵抗ある。病院中がん患者しかいないのは気が滅入りそう。土曜日は休診なので通院も大変そう。でも大学病院は嫌。うーーーん、どうなんだろう。と心が決まらないうちに外来受診日になる。

 

受付後、マンモとエコーを撮ってくるように言われる。マンモ、撮ったばかりだし画像持っていくって言ってたのにまた撮るの?と思いつつ再度撮影。

しばらく待って外来先生に診察室に呼ばれる。今日はスクラブを着ているからか、この前とは印象が違う。でも話やすさは変わらず。

今日も同席した母親が遺伝性なのではないかと言い出す。実は母の妹(私の叔母)が同じ病気だ。私は小学生の頃の事なので詳しくは覚えていない。ただ、叔母は病気の事を話したがらず、どんな治療をしたのかは母も知らないらしい。外来先生は私の病理タイプからは遺伝性の可能性は低いと思うけれど、気になるなら遺伝外来でカウンセリング受けてその上で希望するなら遺伝子検査もできると説明してくれる。でも私はひとりっ子で姉妹もいないし、このタイミングで病気になったので多分子供は産まない(産めない)と思っている。であれば、今遺伝性だと分かってもあまり役立つとは思えない。なので、遺伝子検査を受けるつもりはない事を説明する。

母親が自分の血筋のせいで私が病気になったのではないかと思っていたのかと思うと申し訳ない気持ちで一杯になる。誰のせいでもないし食事や生活やその他色々な要素の組み合わせが悪くてたまたま発症したと思っているのでそんな風に思わないでほしい。

 

次回、再建の話を聞くために形成外科を受診するように言われて予約。その次来た時にオペの日程決めようか、と言われる。展開が早すぎてもう自分がどうしたいのかよくわからない。立ち止まるにも強い意志が必要で、しっかりしないとどんどん流れにのまれていく。