年越SG旅行、1日目。
両親をホテルへ送ったら、ひとりチャイナタウン散策へ出かける。
ホテルの近くの消防署は赤白ツートンがかわいい♡
Civil Defence Heritage Galleryとして、内部が博物館だったことを帰国してから知る。
寄ってみればよかったー。
沢山並ぶ窓!何かの博物館?資料館?
Dynasties Antique & Art Galleryというらしい。
チャイナタウンに入るとねずみ年春節の準備が始まっている。
MRTのチャイナタウン駅の周りにはかわいいプラナカン風の建物が続く。
そうかとおもうと、急に昔の香港のように窓から洗濯物を干す風景も現れる。
モスクもあれば、
神様満載のヒンズー寺院もある。
Sri Mariamman Temple (スリ・マリアマン寺院)
南インドの地母神、女神マリアマンを祀っている。
マリアマンは、死病を司り悪い病気を治すと伝えられている女神で、もともとは農村を守護し雨を司る神なのだそう。
中ではプージャの真っ最中。
ここは写真撮影は有料という事だったけれど、どこで払うのかよくわからなかったので写真なし。実際は写真も動画も撮っている人がたくさんいたけれど、先に知ってしまうと撮るに撮れなかった。
でも、とにかくすごい迫力だった。
小さなラジオの様なレコーダーから流れる音、生演奏(?)の太鼓・縦笛、ひもを引いてベルを鳴らす音‥音が溢れている。
沢山祀られている神様に花を振り掛け、順に僧侶がマントラを唱えながらオイルランプを掲げると見守っている信者が一斉に手を高く上げた後に自分の顔に手を当てる。1つの像に何度か繰り返し、時々オイルランプの炎と額につける粉(?)を持った僧侶が出てきて、信者が順番に炎に手を翳す。
正面の大きな祭壇(?)のほか、周りが回廊のようになっていてそこでも個別に依頼を受けてのプージャを行っていた。後ろから見学させていただくと、マントラを唱えながら各種液体をかけて水で流してオイルランプを翳して‥を繰り返している。
神様にかける液体が、ヨーグルト・ミルク・蜂蜜・赤や黄色のスパイスを溶いたような液体で、それをざばざばと大量に神様の頭から掛けてはまた大量の水で流すの繰り返し。そしてかける液体の量が豪快この上ない。
ヨーグルトとかはちみつとかを掛けるというのが衝撃的‥。
お布施をしてプージャを頼んだ人は前に座っているけれど、通りすがりの人たちもお祈りの輪に加わって人が増えていく。
その横ではカレーとチャイの振る舞い。
学校給食の様な大鍋からごはんとカレーと副菜をバナナの葉に盛って食べている。
レストランで食べるのとは違う、日常のカレー。食べてみたかったー。
見学を終えたら、あまりお腹は減っていないけれど、どうしても食べたくてマックスウェルの真真粥店へ。よかったー、まだ開いている!
ところが、前に並んでいた人でおしまいだと言われてしまう。ほんとうに?と疑ったけれど、前の人の分も大鍋を傾けてよそっていたのであきらめる‥。
代わりに向かった、チャイナタウンコンプレックスのXiu Ji Ikan Bilis Yong Tau Fuは春節明けまで休業の貼り紙。ついていない‥。
がっかりして歩いていると、シンガポールでお仕事をしている方のブログで見かけて気になっていた、LeiChaの文字が目に入る。
Hakka Hamcha & Yong Tou Fu
# 02-123 Chinatown Complex FC
読んだとおり、ヨントーフと同じブース。
看板を見ると、自家製具材のヨントーフも美味しそうだけど、擂茶を食べてみたい!
ごはんは白米・玄米・パフから選べる。
玄米を選ぶと、ピーナツが乗るのでアレルギーはないかと確認されたので、大丈夫だから全部乗せて、伝えた。
できあがりー。
左のお茶の様なものは、粉末をポットのお湯で溶かしていた。
始めて食べるのか?と確認され、先ずごはんと具材をよく混ぜる。お茶の様なものはごはんに全部かけて混ぜて食べるのがTraditionalだけど別々に食べても大丈夫。おいしいよ!とトレーを渡される。
漢字をそのまま英語読みにした、サンダーティーライスとも呼ばれる客家擂茶。
バジルやミントが大量に入ったお茶とベジの具材をごはんに乗せたものの組み合わせで、元々が滋養を目的とした食べ物なので、健康志向の食べ物らしい。
この野菜、なんだかお漬物っぽいのではないだろうか‥?と並んでいるときに急に不安になっていたのだけど、いざ食べてみるとすっきりさっぱり。ナッツがカリカリして食感も面白い。
緑茶の様な苦味を予想してレンゲで飲んでみた緑のスープは、ちょっと塩気があってお茶というよりハーブの苦みが強烈で一瞬戸惑う。
でもこの味、好きー♡
ごはんにかけても別々に食べても、れんげにすくったごはんをそっと浸して食べてもおいしい。
ハーブがたっぷり入っている感じで胃にもたれない。
お腹はいっぱいになるけれど、胃腸が動き出す感じ。