My life! after diagnosed with BC

2019年最後の緩和ケア→卒業延期

急な出張で1週間遅らせてもらった今年最後の乳腺&緩和ケア。

今まで、入院・通院、体調悪かったりで散々フォローしてもらった分、元気な今なら薬さえ残っていれば通院日を変えても大丈夫だと思えた。TAM、多く出しておいてもらってよかったー。

電話で予約変更したので、初めて規定の外来の時間に来る。ここ最近、苦しかったり泣き出したりであんまり調子が良くない。でも「あ、これまずいかも?」いうようなおかしい感じはしていないので大丈夫だと思いたい。よく寝れるし食事もできている。泣くのも、話したり考えたり想像したりした時だし。気になるとすれば、時々胸が苦しかったりどきどきしたり、喉が詰まった感じがすることくらい?
また気にしすぎなだけならいいのだけど。

この事を話せば、間違いなくまた診察室で泣くだろうと思うと、ただ「元気です!」と言って終わらせてしまいたい。前回、大丈夫そうなら一旦終わりにしましょうか、と終了予告をもらっていたし。でも、実は調子崩しかけで、この先またあの苦しい状態に落ちるのかも、と思うとそれも怖い。だからといってまた薬飲むのも嫌…。

呼ばれるぎりぎりまで、今の心境を話すか話さないか悩む。

結局、「ホットフラッシュはどうですか」という問いかけに説明をしているうちに泣きそうになって、「感情面では・・」と話を振られた時点で涙目。しっかりこっちを向く緩和ケア主治医にばれない訳はなく、箱ティッシュとゴミ箱を差し出される。
泣いてしまった以上その事情を話さなくてはならないけれど、その過程で涙目からぼとぼと涙が出る、に切り替わってしまう。

「本来の自分と違うな、と感じるのであればまた薬を飲んでみてもいいかもしれません」とのこと。「まだ受け入れられていないだけでこの先落ち着くかもと思いたい、でも調子悪かった時も辛かったからこのままずるずるまた調子悪くなるかもと心配でもある、だけど薬を飲んでいる間も違った辛さがあったのでもう飲みたくないとも思っている、その3つの気持ちがあってよくわからない」と話してみる。

「今回は薬はなしで様子をみていいと思います。今回で一旦終わりにしましょうかと言っていたけれど、次回もう一度来てもらえますか」と予想通りの展開。「自分でも不安なのでお願いします」と次回の予約を入れてもらう。

看護師が予約票を持ってきてくれた時、引っ込みかけた涙がまた溢れてしまって「予約より前に来ても大丈夫ですからね」と言われてしまう‥。

緩和ケア卒業と思っていたのに結局持ち越し。自分のココロの弱さが心底嫌になる。

でも、こうやって自分を責めたりするといいことないので考えないようにしよう。
嫌な予感がしていたので、嫌でも外に出て美味しいもの食べれば少しは元気が出るはず、とランチの予約を入れてあった。午後の乳腺まで時間があるので昼食に出る。

上段は前菜のキノコのキッシュとメインの豚肉の白ワイン煮、下段は前菜の鳥レバーのムースとメインはパプリカの肉詰め。

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豚肉のソースに使っている葡萄はお店の前で採れたナイアガラなのだそう。お肉はトロトロ、葡萄がすーごくいい香り!
レバぺはかなり濃厚。2スクープ分食べるにはワインがほしいかもー。

デザートはタルトタタンをシェア。

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さくさく、はらりとした軽いパイの台に苦めに仕上げたとろりとした林檎。添えてあるアイスクリームの甘さとの組み合わせが♡♡

3回連続、季節の果物のデザート。桃、洋梨、林檎、どれも美味しい。今まで美味しいくだものはそのまま食べるのが一番!と思っていたけれどそんなことなかった。

こんなに美味しく食べられるならきっと大丈夫。お腹いっぱい食べたのでスカートがキツイ…。触診の時脱いだら、スカートの上におなかの肉が乗るかも‥。