My life! after diagnosed with BC

T2の謎解き

午後一番の予約。どんな答えだとしてもすっきりしたい。

駐車場対策で早めに来たけれど、待ちなしだったので待機時間が長い。その間、落ち着かなくて座っているのがとにかく辛い。病理結果を聞きに来た時を思い出す。

 

仕方がないので、T2の記載になった理由を考えてみる。

① 顕微鏡的にも娘結節が繋がっていたから

→もう、これは仕方がない。
もしそうなら、何箇所浸潤していたのか・それぞれのサイズはいくつなのか・結局浸潤径はいくつになるのか、をはっきり知りたい。病理レポートに書いてあった「map参照下さい」のmapがヒントな気がする。

 

② 診断時のTNMを適用しているから

→「一度決まったら変更しない」「 pTNMの扱いは決まっていない」と取扱い規約に書いてある。告知当初は3.5cmと言われていたので、そのcTNMを採用しているから?

もしそうだったら、と思って保険会社にTNMはどの時点のものを記載するのか聞いてみたところ「画像診断上ではなく手術した結果で」との回答だった。他の保険会社の診断書には「pTNM を記載して下さい」とわざわざ注意書きがあったりするようなので、無記載だとcTNMになるのかも?

 

③ その他、想定外の理由で

→もう想像もつかない。そもそもの読み間違いとか理解不足とか?

 

今日は比較的空いているらしく、12:15-12:45位は誰も呼ばれない。ちゃんと休憩時間を取れているよう。その後、13:00からの患者が呼ばれていくが、突然予約だからか全然呼ばれないー。

他の先生が主治医であろうご夫婦が、先生方の呼び出しを聞きながら「◯◯先生で良かったねー」と話しているのが聞こえてきた。この病院は番号とか電光表示ではなく、各部屋から「△△さん、△△ ▲▲(フルネーム)さーん、診察室X番へお入り下さい」と先生が自分でマイクで呼ぶという、クラシカルな呼び出し。なので、声の大きさやトーンなどで雰囲気を想像したり、入院中の回診で少しだけ面識がある先生を思い出すのかも。

みんなそれぞれ、自分の主治医を信頼して、この先生で良かった♡と思えるって幸せだ。

 

そんなことをぼんやり考えていい加減腰も痛くなってきた頃、ようやく呼ばれる。

ドアを開けて「忙しいのにわがまま言ってごめんなさい、でもどうしても気になって」というと「病理の事だよね」と電カルの画面を向けてくれる。ボールドで「次回病理結果説明」と書かれていた‥。
「T2と診断書に書いてあって、Stage IIになっていたのだけど‥」と言うと、「それは診断前の表記だよ」とあっさり。結局、予想②の通りcTNMで記載しているそう。「保険会社に電話して聞いたら、術後の評価で記載してもらってと言われたのだけど」と言ってみたが、「それはpTNMと書いてある場合ね」と譲ってもらえない。

ただ、次回4月にやっぱりエコーをしたい、は侵襲もないしいいよ、とすんなりOKが出た。「その時の結果に問題なければもう一度診断書をお願いするのでよろしくお願いします!」というと「その時はpTNMで記載して下さいという保険会社の指示を書類で持ってきて」と。そうすれば、その内容(pTNM)で、診断書を書いてくれるそう。
何も記載がない「TNM」はcTNMのことだから勝手にpTNMに書き換えることはできないから。ということで納得。pTではT1だからStageⅠでいいんですよね、と念を押してきた。

これで解決した?と笑って言われた。

うん、解決。

最後に自分の胸の辺りを指して「気になるところはないんだよね?」と確認される。

うん、ありません。元気いっぱい。

 

文章受付へ保留で預けていた診断書を受け取りに行く。
顛末を話すと、「また診断書を書いてもらう前に、保険会社に事情を話して保険会社から照会してもらうといいと思う」とアドバイスをもらう。新たにお金をかけて診断書をもらわなくても照会の回答で納得してもらえるならその方がいいよ、とのこと。
じゃあ、その方法でやってみよう。

 

すっかりほっとして、駐車場待ちの間に食べようと買っておいたビーガン仕様のキンパを食べる。

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晴れ晴れした気分で食べる。しみじみ美味しい♡

 

 

 

昨日一昨日は混乱していたのか思いもつかなかったけれど、これが理由。

現行の乳癌取扱い規約(第15版)の病期分類は、TNM分類(第6版)に準拠している。

しかし、乳癌取扱い規約ではpTNM分類が採用されていない点で異なっている。

取扱い規約分類では、術後病理学的TNM 分類の記載については、取り決めていない。

TNMの判定は原則として治療前に決定するものとし、いったん決定したあとは変更しない。

 

国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター.pdf

 

 

初めての保険、思わぬ所で躓いた。
StageⅡだったんだ・・とあきらめないで良かったー!