青蓮院。
拝観受付の際に御朱印帳を預けて拝観。入ってすぐに襖絵が広がる!
薄青い蓮は「青の幻想」、海老茶のカエルやトンボがあしらわれているのは「生命賛歌」。強烈な群青と赤、黄の蓮は「極楽浄土」という、襖絵蓮三部作。
襖絵の他にも、建物もお庭も素晴らしい。庭は、長い間かけて大切に手入れしてきた事が感じられる。
なんとか咲いている梅があったが、花の季節は素晴らしく美しいだろうと思う。
ゆっくり満喫した後はバスで一旦ホテルへ戻ってチェックイン。
今回は1泊の為の移動が面倒で京都駅付近でまとめた。
シーズンオフだからか、思っていたよりは選択肢があってよかったー。
ただ、バスに乗るのに便利だと思って京都駅正面側にホテルを取ったが、伊丹空港までのリムジンバスは八条口側からしかないのだった。楽だから、と思って選んだが、トランクを持って行き来するより八条口側にしておいた方が良かったかも?
でも、手配してもらったホテルよりはランクダウンだけれど、フロントスタッフは親切だし、改装したてということで水回りもきれい。ベッドはダブルでゆったり♡
よく眠れていなかった事もあってかなりぐったり。チェックイン後、昨日のビリヤニを食べて(お昼ごはんを食べそびれていた)、夕方の予約時間まで仮眠をとる。
夕食はやっぱりどうしても行きたくて予約していたおでんのムロへ。
最初電話した時は2名の予約だと思われ、21時過ぎまでお席がないということだったが、1名だと伝えると希望の時間に予約が取れた。
疲れて(どこにも)行きたくないかも?と思って予約をどうするか迷ったが、最後の1席だったようで電話してよかった!
駅前からバスですぐ。少し早く着いたので周辺をうろうろして時間を潰して予約時間に伺う。予約なしのお客さんも何組も来ていたが、予約で一杯とのことだった。
カウンター席で、寒かったので先ずは熱燗とおでん。
大根、ひろうす、ロール白菜と、
別炊きで地鶏と九条ねぎ。
美味しいー。じんわりお出汁がしみていてビリヤニを食べた後なのにどんどん食べられる。白菜は甘く、ひろうすからも大根からも美味しい出汁がじゅわっと口に広がる。京都のおでん出汁には黒七味がとってもあう!地鶏の脂の旨味が出汁と一緒に甘いネギに絡んで、うっとり。
次、厚揚げとどちらにしようか悩んだけれど、よりあっさりしていそうなお豆腐と、今日のメニューから菊菜。お酒がなくなったのでフルーティで飲みやすいという、風の森をグラスでいただく。
しっかりしたお豆腐と、薄揚げと一緒に別炊きした菊菜(春菊?)。ほろ苦い菊菜の茎と柔らかな葉、薄揚げがたまらなく美味しい。
風の森はほんとうにフルーティというのがぴったり。日本酒が苦手だなと思う時は、鼻の奥がツーンと痛くなる感じするのだけど、そういうのは全くない。甘すぎず、水っぽくもなく、爽やかで酸味も気にならず。これ、いくらでも飲めそう♡
美味しそうなメニューがたくさんあるけれど、1人で食べられる量には限界が。。大根おろしをおでんの出汁で温めたぶりしゃぶとか牡蠣とか食べたかったー。
他にもいい匂いで気になるのは釜飯。一合分だということなので諦めるか。。と思っていたら、残ったらパックかおにぎりにしてくれると言う。持って帰る前提で、鯛と実山椒の釜飯をお願いする。
蓋を開けると、すっごいいい香り!鯛の身はふんわりと柔らか、その味を邪魔しない程度に実山椒の香りが口に広がる。底のおこげも香ばしい。
流石にお腹いっぱいで、パックに詰めてもらって大満足の夕食終了。帰りに、お口直しに、とピノと寒いので、とカイロをもらう。
幸せな気分で、歩いて帰るかバスに乗るか迷うが、今回はバス乗り場がすぐにわかったのでバスでホテルまで戻る。お酒が入っているからといって、30分以上歩くのはよい選択ではなかったので、すぐバスが来てくれてよかった。
甘いものを食べたいけれどお店で食べるにはおなかがいっぱいだし疲れているので、駅で見つけた生ほうじ茶ゼリーを買って、ホテルへ戻って脚のマッサージとストレッチ。そろそろ身体中が痛くなってきた。。明日、伏見稲荷で転ばないようにしっかり伸ばそう。