My life! after diagnosed with BC

年末年始の過ごし方 (2018-2019)

今年の年末年始は、旅行をするには期間が短いなあと思っていたところに、晦日出発で翌朝は洋上で水平線から上がる初日の出を見ます!というキャッチコピーを見て予約してしまったフェリー旅。(クルーズではない。残念)

30日から3日までという短い年末年始休暇をぎっちり使う。
ハードスケジュールな気もするが、船の上ではのんびりできそうなので何もしない贅沢を味わいたい。

日程:
12月31日 
19:00 苫小牧西港出航、船中泊
フェリー船上で迎える新年。カウントダウンパーティー(?)もアリ。

1月1日
太平洋で初日の出!
10:00 仙台港着、ホテル送迎バスで鳴子温泉郷中山平温泉

1月2日
朝食後、「ひなこけし展」が1月よりが開催されている、岩下こけし資料館
日本三景松島で3時間自由行動
商売繁盛、大漁祈願、航海の安全にご利益のある陸奥国一ノ宮塩竃神社で初詣
19:40 仙台港発、フェリー船中泊

1月3日
11:00 苫小牧西港

1989年就航の「きたかみ」で移動。バブル期に就航した船なので今のフェリーには無いゴージャス感だという。そもそもフェリーは初乗船なので他と比べられないけれど、確かに昭和のゴージャス感!

エントランスとか

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ラウンジとか。

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対して、次のニューきたかみがスタートレックみたいで気になる!!

コンセプトは、“SPACE TRAVEL(スペーストラベル)”
限られた空間をいかに楽しく、快適な場所に創り上げるか。
デザイナーのユニークな発想とちょっとした遊び心が散りばめられた船内は、まるで物語に登場する宇宙船のよう。
太平洋フェリー 新造船ニュー「きたかみ」

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乗りたい!!
うっかり次の旅行も予約しそうになる。
フェリーは夜発なので、三連休+半休で行けてしまう。新しいフェリーで仙台で1泊して牛タン食べてくるのもいいなー。

フェリーに乗るのも、海上で水平線から上がる初日の出も初めてで楽しみ♡
大学の同じ講座の子がフェリーで帰省していたが、海を眺めながら入れる展望浴場がある、タイミングが合えばイルカが見えると言っていたのを思い出す。これも楽しみ!


2泊目は温泉旅館なのでこれまたのんびり。
鳴子温泉郷は全国に11種類ある泉質のうち9種類も揃った珍しい温泉地で、泊まる温泉は中山平温泉で単純硫黄泉。翡翠色から乳白色、無色透明まで季節や時間に関係なく変化するそう。


鳴子にはまちの人が管理して毎日利用している共同浴場や、湯めぐりもある。

泉質多彩な温泉郷 湯めぐりが楽しい!│鳴子温泉郷観光協会公式サイト

でも、車がない。どうしたらいいものか。
一番大きな温泉街の鳴子温泉郷駅とホテルは車で10分、JRで26分、徒歩で1時間14分の距離らしい。こういう時はタクシーなの?国内は車旅行ばかりなので戸惑う。
ぬるぬるした泉質で、うなぎの湯と呼ばれる美肌の湯だというし、ゆーっくり温泉に入ってだらだら過ごそうか。


3日目の始まりは岩下こけし資料館のひなこけし
これは全然資料が出てこないのである意味楽しみ。
通常だと、6寸(18cm)の無地に1,050円で絵付けの体験があるというのでやってみたい!でも、できたこけしをどうするか(家に飾るのはちょっと‥)、そして何よりも絵心のなさを考えると悩みどころ。そもそもそんな時間があるかも不明。お正月にやっているかも不明。


次は松島、滞在時間3時間。

電脳松島絵巻 - 松島観光協会

伊達政宗が再建した透かし橋の五大堂、丸窓からの写真で行きたくなった円通院(御朱印あり)、お天気が良ければ松島桟橋からの遊覧船にも乗りたい。
遊覧時間は50分程度、1時間に1本程度らしいが出航時刻の30分前には乗船窓口で手続が必要。

松島海岸での自由時間には昼食時間も含まれるようで、近辺には焼き牡蠣食べ放題があるらしい♡
松島は400年以上も前からカキ養殖の歴史あって、身が締まっているのが特徴だとか。
この牡蠣食べ放題が安い!食べたい!!

松島さかな市場 焼がきハウス(松島さかな市場の駐車場に併設) 
45分間食べ放題Bコースが2,000円!!
スコップで鉄板に乗せて蒸し焼きにする、イメージ通りの牡蠣小屋スタイル。

松島さかな市場 焼がきハウス
TEL:0120-50-2318
住所:宮城郡松島町松島字普賢堂4-10  三陸道松島海岸ICより12分


松島観光協会のかき小屋
弾力が強く、味の濃い宮城県産牡蠣40分食べ放題Bコース2,200円!
10時45分~当日受付終了分まで、当日受付は9時~13時頃と書いてあった。間に合うのかなあ‥。

かき小屋(松島観光協会
TEL:0120-733-530(予約専用)
住所:宮城郡松島町松島字東浜12-1  三陸道松島海岸ICより12分

松島の牡蠣小屋は土日などは2時間待ちも普通ですとの表示も。不安だ‥。


最後は陸奥国一之宮、塩竃神社で初詣。(2日だけど)

志波彦神社・鹽竈神社 公式サイト

鹽竈神社奈良時代以前からあるという東北地区で一番格上の神社で初詣の人数は45万人以上!塩の神様がスッキリと浄化してくれる神社だとか。

社伝によれば、東北地方を平定する役目を担った鹿島・香取の神を道案内されたのが鹽土老翁神(シオツチノオジ)の神であり、一説には神々は海路を亘り、七ヶ浜町花渕浜(現在の鼻節神社付近)からこの地に上陸されたと言われ、又鹽土老翁神はシャチに乗って海路を渡ってきたと言う伝えもあります。
鹿島・香取の神は役目を果たし元の宮へ戻りましたが、鹽土老翁神は塩釜の地に残り人々に製塩法を教えたとされています。

シャチに乗ってきた!!もうそれだけで興味がわく。
鹿島の神は鹿島神宮主祭神武甕槌神、香取の神は香取神宮主祭神経津主神。武の神として国譲りに登場し、国土平定をなした神だそう。
日本の神話ってほとんど知らないんだなあと実感。
鹿島神宮御朱印はあったはず。香取も行ったのでありそう。3つそろえたい!

鹽土老翁神は古くより航海・潮の満ち引き・海の成分を司る神、左右宮の御祭神は武運・国土平定の神として信仰されて来ました。
そこから海上安全・大漁満足・武運長久・国家安泰の信仰は早くからありましたが、やがて人の生死は潮の満ち引きに深い関係があり、又海が産みに通じるところから安産守護・延命長寿、また別宮の祭神は無事道案内をされ、左右宮の祭神は東北平定を終え凱旋(無事還った)した事から交通安全、必勝・成功(商売や営業の繁昌)等の信仰が盛んとなりました。更に当社が多賀城の鬼門の守護神であった事から厄除け・方除けの信仰も盛んとなりました。
しかし地元の方々はどんな祈願もすべて「しおがまさま」へと足を運びます。


表参道を上がって正面に「右宮本殿・左宮本殿」、途中の右手に「別宮本殿」があるが、主祭神鹽土老翁神は右側の「別宮本殿」に祀られている。別宮の「別」は特という意味で、最初に別宮に参拝してから先へ進む。
‥標準治療の標準がと同じく、誤解を受けがちな言葉だった。

左宮は本神話最強の武神で勝利の神様、武甕槌神(タケミカズチノカミ)が、右宮は霊剣・布都御魂(ふつのみたま)を神格化した刀剣の神様、経津主神(フツヌシノカミ)が祀られている。どちらも勝負運にご利益ありというのも納得。

裏参道は神社の東側にある神馬舎のあたりから拝殿の方向へ向かう途中にあり、曲がりくねった七曲坂で、主祭神鹽土老翁神が上がってきたとされる。

当日気になるのは、
・境内には献魚台があり、時にはまぐろが丸ごと奉納されているのが見れるそう。
漁で最初に捕れた魚だというので2日ではまだ漁に出ていないかも?
・境内の狛犬は表情豊かでバリエーション豊富だとか。みたい。
・料理にも使える「神塩守」もしくは「御神塩」をいただく
御神塩は、道案内の神とも呼ばれる塩土老翁神が外出先でのトラブルから守ってくれるということで旅をする人には必携品だそう♡
・「無で牛」を撫でさする。開運・商売繁盛のご利益があるそう。
今年はなでうさぎを撫でてきた。来年は牛を撫でよう。

塩釜神社の正式名称は、「志波彦神社鹽竈神社」で、一つの境内に二社がある。
もう一社は農耕の守護神・志波彦神社で、志波彦神社を出て東を向くと「千賀の浦」という平安時代の歌枕として数多く登場する松島をはるか見渡すパワースポットがあるのでこれも楽しみにしている。

仙台名物のずんだのお団子があるというのでそれも楽しみ♡

なんだか全然ゆっくり・のんびりの旅ではなくなっているような‥。