My life! after diagnosed with BC

バーフバリ 王の凱旋を見に行く‥ための準備

願いは叶う。待望の完全版ついに公開!映画史上空前の大傑作、そのさらに巨大な全貌。王を称えよ!さらに称えよ!
・・すごいハイテンションなキャッチコピー。インド映画の「バーフバリ 王の凱旋」

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167分という長丁場。前後編の2本立てになっていて、今回の上映は完全版ということなので前編の「バーフバリ 伝説誕生」も含まれているのかと思ったがそういうことではなかった。海外用のインターナショナル版では26分分カットされているシーンがあり、その上映を今年の初めにしていたらしい。カットされていない完全版を今回改めて上映する、ということらしい。なので1作目の「バーフバリ 伝説誕生」を急いでおさらい。

 

https://www.youtube.com

インド映画『バーフバリ』完結編を見る前に5分でわかる前作ダイジェスト映像  

 

あちこちのサイトを読み漁って必死に整理した1作目のあらすじ。
(どこか間違っているかも‥あまり自信がない)

基礎の基礎
・古代インドの神話的叙事詩マハーバーラタ」がベース
・古代インドのマヒシュマティ王国が舞台
・「バーフバリ」は主人公の名前

書いていてもすぐわからなくなるので覚書
・シヴドゥ(=バーフバリ)の父はアマレンドラ・バーフバリ、母はデーヴァセーナ
・恋人アヴァンティカが助けようとしているクンタラ王国のデーヴァセーナは現王バラーラデーヴァに幽閉されている。
・マヒシュマティ王国の現王バラーラデーヴァは父の叔父。息子はバドラ王子
・バラーラデーヴァの妃シヴァガミがシヴドゥ(=バーフバリ)を連れて逃げた
・現王バラーラデーヴァは父王アマレンドラ・バーフバリと王位争いをしていた
・代々王に使えるカッタッパが父王アマレンドラ・バーフバリは「仲間に裏切られて死んだ」「その裏切り者は自分だ」という

誰かに口頭で説明するなら‥
「主人公シヴドゥは滝で村人に拾われた。大人になって滝の上の世界で女戦士アヴァンティカと恋に落ち、暴君を倒して王妃を救うために一緒に戦うことにする。王宮で自分がこの国の王子バーフバリで、幽閉された王妃は自分の母。父は現王と王位争いの末に裏切られて殺されたことを知る、その経緯を話し始めるところまでが1作目のバーフバリ 伝説誕生」

あらすじ(長い・・)
古代インド、マヒシュマティ王国の女性シヴァガミが赤ん坊を守るために滝の下に降りる途中に足を滑らせて川に落ちる。シヴァガミはシヴァ神に「自分の命と引き換えに赤ん坊の命を救って欲しい」と祈る。翌朝赤ん坊は川から村人に助け出され、村長の妻サンガが赤ん坊にシヴドゥと名付け、自分の息子として育てるシヴァガミは滝の上を指差して川に沈んでしまう。

25年後、シヴドゥは滝から落ちてきた仮面の持ち主の女性に会いたいと願い女性の幻に導かれて滝の上の世界へ行く。
仮面の持ち主はマヒシュマティ王国の暴君バラーラデーヴァ王に捕らえられているデーヴァセーナ王妃を救い出そうとしているクンタラ王国の戦士、アヴァンティカだった。
シヴドゥはアヴァンティカの腕に勝手にタトゥーを入れたのでアヴァンティカに命を狙われるが、最後に二人は愛し合うようになる。
ひとりでマヒシュマティに向かったアヴァンティカは途中で捕まるが、シヴドゥが助けにきて、雪崩を起こして雪山から脱出する。
シヴドゥはアヴァンティカに代わり王妃の救出を引き受け、ひとりマヒシュマティへ向かう。

マヒシュマティでは国王バラーラデーヴァが国民から搾取し、反対者を弾圧し、悪政を敷いていた。宮殿の中庭ではデーヴァセーナが鎖につながれている。
バラーラデーヴァの誕生日の祭典でシヴドゥは黄金像の建立式で倒れかけた像の下敷きになりかけた老人を救って姿を消す。それを見た民は「バーフバリ」と叫び出す。
その晩、兵士として侵入したシヴドゥが宮殿に火をつけ、混乱に乗じてデーヴァセーナを救出して逃げる途中で、バラーラデーヴァの息子バドラ王子に捕まる。
シヴドゥはパドラ王子の軍を全滅させ、逃げるバドラの首を刎ねる。代々王家に使える奴隷カッタッパが槍でシヴドゥに襲いかかるが、雨の中雷に照らされたシヴドゥの顔を見た途端、「バーフバリ」と叫び跪く。
翌日、シヴドゥはカッタッパから自分がマヒシュマティの王子であることを聞き、カッタッパはシヴドゥの父アマレンドラ・バーフバリの時代を語り始める。

(カッタッパが語る過去の話)50年前、マヒシュマティ王国を建国したヴィクラマデーヴァ王が急死し、王妃も病死してしまう。赤ん坊の王子アマレンドラ・バーフバリが残され、政務は王の兄ビッジャラデーヴァの妃、国母シヴァガミが代行する。王の兄ビッジャラデーヴァは自分の息子バラーラデーヴァを王位に就けようと画策するが、国母シヴァガミは「バーフバリとバラーラデーヴァのうち優れた方を王とする」とする。
成長したバーフバリとバラーラデーヴァはどちらも文武両道に優れた王子となり、シヴァガミはどちらを王とするか迷っていた。ある時家臣が軍事機密を盗み、隣国の蛮族カーラケーヤに渡したため戦争になり、カーラケーヤの族長を討ち取った方が王位に就くこととなる。カーラケーヤを壊滅に追い込んだのはバーフバリだが、最後に首をはねる寸前にバラーラデーヴァが族長を討ち取る。
シヴァガミはバラーラデーヴァを称賛はするが「バラーラデーヴァは戦いに夢中になっていたが、バーフバリは国民を救うことを考えていた」「百人の首を斬る者を英雄と呼び、たった1人の命を救う者を神と呼ぶ」「この宣誓を法と心得よ」とバーフバリを国王に指名する。

(現代?に戻る)育ての母サンガが「シヴドゥの父、バーフバリに会いたい」と言うと「既にこの世にはいない」「仲間に裏切られて死んだ」「その裏切り者は自分だ」とカッタッパが答える。その真相はいかに‥!1作目終わり。

その他
・3万人のエキストラがおり、スタッフたちは彼らを抑えきれずに騒ぎになった
・架空の言語・キリキリ語は750単語と40文法で構成されており、専用の辞書を作った
・辞書にない単語が必要になった際には、その場で新しい単語を作った

など、インドってスケール大きい。今年の1月にインドに行ってきたこともあり、なんとなくわかるような。

準備だけで長くなってしまった‥続く。