My life! after diagnosed with BC

なかなか減らない体重対策

4月からジムに通い始め、レコーディングダイエットを毎食実施し、脂肪代謝をあげる漢方を飲んでいる。これだけやって2ヶ月でようやく、ようやく、ようやく!!(たった)2.5Kg減。痩せるって本当に大変なのね。。

脂肪代謝に効果があるという漢方をプラスしている。
病院で処方してもらっているものではないのでホルモン分泌に影響しないかも気になったが、一応薬学部の先生に聞いてみたところ大きな問題はなさそう。病院から処方されている桂枝茯苓丸は桂皮・芍薬・桃仁・茯苓・牡丹皮なので成分が被って過剰摂取にならないように、とのことだった。混ぜると効果が落ちそうな気がするのでとりあえず桂枝茯苓丸はお休みして飲んでいる。

今飲んでいるのは防風通聖散

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体内にこもっている熱を冷ます、食べ過ぎて弱った臓腑のはたらきを改善させる、体内に溜め込んだ余分なものを体外に出す、という効果がある18種類の生薬が少量ずつ配合されている。
当帰・芍薬・川芎・山梔子・連翹・薄荷・生姜・荊芥・防風・麻黄・大黄・芒硝・白朮・桔梗・黄芩・甘草・石膏・滑石

脂肪分や糖分が多い高カロリーの食事を続けた結果肥満になっている人向け、とのことなのでぴったり?でも下腹部のみぽっこり出ているタイプ向け、とのことなのに対して体中まんべんなくあちこちに脂肪がついてしまっているので、ちょっとタイプが違うのかな、という気もする。
貯め込んだ余分なものを出す=通便・利尿・発汗作用があるということなのだが、汗の出方が半端じゃない。普通にしていれば特に気にならないが、運動時は今までハンカチタオルで押さえる程度だった汗がTシャツもフェイスタオルも明らかに湿っているとわかるほどに汗をかく。その代りなのか一時期悩まされていた寝汗はぴったり感じなくなった。汗で出尽くしているのか、利尿作用は実感なし、便秘にはぼちぼち効果あり。
体を冷やす効果があるとのことで本来冷え性の人には向かないそう。この効果が現れているのか手足が寒い。会社では冷房稼働前なのにひざ掛け+足元ヒーターが手放せない。
その一方で意外なことにホットフラッシュが楽になっている。元々は血の巡りが悪くなっているのを解消する駆瘀血とされる桂枝茯苓丸を飲んでいるのに、瘀血改善の効果はほぼなさそうなのでホットフラッシュが悪化するかも?と心配していた。以前は起き抜けの時点で暑くなっていたが、それがほぼ解消。でも起き抜けや夜中に目が覚めるとものすごく寒くて布団にくるまることがあるところを見ると多分冷え過ぎなのだと思う‥。それはそれでよくなさそう。

ということで、10日分飲みきったところで別の漢方に替えてみることにする。

当初どちらにしようか悩んで、よりメジャーそうな防風通聖散から試したので、第二候補だった大柴胡湯を手配してみる。「おおしばことう」、と読んでいたが「だいさいことう」だった。。ストレスが溜まって食べ過ぎる、甘いものを暴食するひと向けで、筋肉質でまんべんなくついた脂肪の代謝に効果があるそう。「体脂肪の代謝を上げて、お腹・二の腕・お尻などの余分な脂肪を落とす肥満症改善薬」として販売されてもいる。
ただ、こちらも熱を冷ます効果があり冷え症には向かないとも。また、「脇腹からみぞおちあたりにかけて詰まった感じがして苦しい」という人向けらしいのだが、これがよくわからない。わからないということはきっと苦しくないのだろう。この苦しい・つまった感は、体側部がエネルギーの通り道になっているのに、気の流れが滞っていることで起きるそう。体内の熱を冷まして巡りをよくし、気の流れを改善するため、このつまり・苦しさも改善されるということ。気鬱はあまり当てはまらないのだけど、どうでるだろうか。

成分は割と似た感じでもう少しシンプルな構成。
柴胡・半夏・生姜・黄芩・芍薬・大棗・枳実・大黄

以前であればイライラしがちでストレスも溜まっていたのでピッタリだった気もするが、最近はのんびり仕事をしているせいかあまりイライラもしない。今の私はストレス太りとはちょっと違う気もするが、ホルモンの働きが落ちて更年期で太り始めた人向けともされているので人工更年期の私にもいいのかも?肝臓の働きを高めて脂肪代謝を上げる効果があるらしいのでそこに期待したい。

あ、あと知らなかった漢方情報として満量処方というのがポイントらしい。
病院で処方してもらう場合は一日の摂取量がMaxとなるが、薬局やWebで売られているものは1/2量とかに有効成分が減量されているものもある。
全く気にせず購入したが、私が飲んでいた防風通聖散は1/2だった。(画像の成分表の下に書かれていた!)減量目的でよく飲まれるからか、防風通聖散は満量処方をうたうものがいくつかあったが、大柴胡湯は満量を‥と探したがこちらは1/2処方が一般的なようで見つからず。

柴胡剤もしくは駆瘀血剤のいずれかもしくはその組み合わせでホルモン療法中のホットフラッシュを著効させたとがん研有明の先生が書いた資料で読んだので柴胡剤である大柴胡湯はさらに安心して飲めそう。

http://medical.radionikkei.jp/tsumura/final/pdf/100818.pdf#search=%27%E5%A4%A7%E6%9F%B4%E8%83%A1%E6%B9%AF+%E4%B9%B3%E3%81%8C%E3%82%93+%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E7%99%82%E6%B3%95%27

一方、瘀血改善の桂枝茯苓丸を中止しているからなのか、目の下のクマが目立つ。吹き出物もちょっとできる。カロリー制限で栄養が足りないもしくは偏っているのかもしれないが、クマが目立つのは桂枝茯苓丸を飲み始めて顕著に良くなっていた。あまり気にしていなかったが、やはり私は血の巡りが悪い(=瘀血)のかな。。


もうすぐ防風通聖散も飲み終わるし大柴胡湯も届く。これで背中や二の腕の贅肉が減るといいなー。トレーニングもがんばる!