My life! after diagnosed with BC

別のインプラントとTEが承認!

偶然見かけたうれしいニュース。

10月8日に、リコールとなってしまったアラガンのTEとインプラントの代わりが厚生労働省に承認されたのだそう。

関連3学会のHPにはまだ掲載されていないようだけれど、両製品ともにスムースタイプのつるつるしたタイプになるそう。これは再販されると言っていたものなのかな??それとはまた別?
スムースはスムースで、被膜硬縮とかが心配だったり、逆にテクスチャードが入っている人もBIA-ALCLの事が心配だったり、皆いろいろあるとは思う。

でも、「インプラントで再建したいけれど出来なかった」ことが解消できるのだとしたらうれしい!

サントーシャ、足るを知る とは

坂の町にはねこを見かけることが多いと思う。

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「これがある」より「あれがない」でした。
中略
「~すべき」とか「~がなくちゃ」という思い込みや執着が落ちていくことで、どんどん思考や行動がシンプルになっていって、「これがあるから私」とか、「私には○○が必要」とか、そういうこともだんだんと「なんだ、なくてもだいじょうぶだ」って思えてきたり。

ヨガの先生のお話。

以前の私は、やりたいコト・手に入れたいコトの為ならいくらでも頑張れて、それを楽しんでいた。病気になって色々思い通りにいかなくなって、苦しくて辛くて始めたようなものだけど、ヨガ的考え方は心を楽にしてくれている。

でも、まだまだ自分の考えには落とし込めていないので、すぐ見えなくなる。

たとえば、向上心と満足するココロ、どちらも大事だと思うのだけど‥とか、非暴力っていうけれど必要な厳しさっていうのも世の中にはあると思うけど‥とか。

言葉の表面だけしかとらえられないから感覚的に分かった気分にしかなれていないのだろう。自分で理解する努力が足りていない気がして、話を聞いたあとに「ディスカッションが大事、言いたいことはない?」と尋ねてもらっても、言葉尻をとらえた揚げ足取りになってしまう気がして申し訳ない気分になる‥。

この間聴いて混乱したのは、 八支則の「サントーシャ (Santosha)足るを知る」と「スヴァディアーヤ (Svadhyaya)自己を探求する」。

足るを知る、は老子の言葉にもあるのだそうで、既にもう持っている=もう十分すでにそこにあるということらしい。

不満ばかりになってあれがないこれもないと思わずに、人と比べずに今の状況に感謝して満たされていることを知る‥ということと、現状に満足して向上心を失う事は紙一重、なんなら同意なのでは?そもそも同じ八支則の自己探求とも真逆なのでは‥と迷子になる。

ひとつひとつの話を聴いたときには、「なるほどそれはいい話だー」と思うのだけど、あれ?さっき言っていたことはどこに行ってしまったの??と混乱する。

物事にはいろいろな側面があって、それぞれいろいろな捉え方ができるからいい方で解釈すればいいという事でしょうか‥?と聞いてみたけれど、どうもそうではないらしい。(そりゃあそうだろうけど)

自分を大切にする、働きすぎない、とも言われるけれど、皆がそれでは世の中成り立たないのでは??という気もする。仕事をしていくうえで競争心がないということは致命的な気がするし、人間にとって好奇心はとっても大切だと思っている。

よく言えば「言葉を素直に受け止める」、悪く言えば「言葉に込められた意味を理解しようとしない」ってなってしまわないのだろうか。それぞれに当てはまるヤマ・ニヤマがあると思うのだけどなあ‥どう考えたらいいのだろう。


いくら字面で読んで話を聴いて、その時は「なるほど!」と思っても、身の回りのことに置き換えてみると全然理解できない。
そもそも、そんなに簡単に理解して実践できるようなことではないのだろうけれど、やっぱりどういうことなのか気になる。

ヨガの先生たちの多くは、不思議と共通の雰囲気がある。たいていは落ち着いていて物腰が柔らかく、満ち足りていて幸せそうに見える。
それはこれらの考え方がもたらす心の穏やかさゆえなのかな、とも思う。

もちろん素敵なのだけど、私が求めていたキラキラと溢れ出る勢いとは逆の方向。

 

冒頭の、〇〇すべき・✕✕しなければ‥というのはよく言っていた。
それが自分を追い込んでいたという事は判らなくもないのだけれど、元気になってくるにつれて、もっとできるはず・もっとやりたいという気持ちも起きてくる。

 

 

手の届かない状態を羨むと自分が苦しくなるというのはわかるけれど、もっとやってみたい!と思うのは??

なにごとも中庸がいい、というのも聞いたけれど、もっと上を目指したらダメなの??

 

 

もっと元気になりたい、もっといろいろなことをやってみたい、知らないことを知りたい、行ったことがないところへ行ってみたい、見たことがないものを見てみたい。 
「不幸中の幸い」なのかもしれないけれど、もっともっといい結果を信じたい。

 

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すっかり秋模様のパン屋さん。
私が住んでいる辺りよりも少し紅葉が早いなあ。

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ショップカードにはパンを背負ったキツネがパンを食べているの。かわいー♡

 

 

 

パン・オ・ショコラは、フィロばりに薄くてパリッパリ、チョコが入っていないところはバターの風味がしっかり、チョコはビターでとっても好み♡♡
クロックムッシュもベースのカンパーニュが味わい深くておいしかった。ワイン漬フルーツ入りの小さなカンパーニュも楽しみ。
次はゴルゴンゾーラとはちみつを食べてみたい!クロッカンとか、イチジクとクルミのリュスティックとか、ドライトマトのタルティーヌとか、どれもこれもおいしそう♡

 

 

ところで、「ヨルトノ」ってどういう意味なのか気になるー。

おいしいから満足、だけど、もっと知りたい。
やっぱり、足るを知るのは難しい?



2019早秋 東京1泊旅:Day2 浦安下町散歩

週末1泊2日の東京方面1泊旅2日目。 

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Day2:

ゆっくり起きて、お腹いっぱいの朝食をいただいた後は、友人はあまり興味がないとの事なのでひとりで浦安三社御朱印巡り。
ずっと予報は雨だったけれど薄曇りなので、なんとか持つといいなあと、折りたたみ傘を持って出発。

 

稲荷神社だけちょっと離れているので、車で送ってもらってここから歩いて廻る予定。疲れたら浦安のコミュニティバス・お散歩バスで移動しよう。

① 当代島 「稲荷神社」
主祭神 豊受大神(とようけのおおかみ)は病気平癒や厄除に御利益があるとの事で、しっかりお参り。

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途中「新海苔入荷しました」の文字と共に現れる海苔屋さんにお土産購入に寄ったり、

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信号待ち中に視界に止まった、メトロの高架下で作りたてのいなり寿司を買ったり。

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「べか船」は昔、浦安辺りが潟だった頃に海苔採るのに使っていた小さな船のこと‥だったかな?揚げをべか船に見立てているのだそう。注文が入ってからお揚げにごはんを詰めて具を乗せてくれる。

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しぐれ浅利とあなご♡

おいなりさんの他にも、ラムレーズンやオレンジピール、梨あんなどの珍しいどらやきもおいしそう。話してみると、本店は富岡にある老舗和菓子店なのだそう。和菓子屋さんとの事なので、どら焼きも買ってみた。食べるの楽しみ♡

浦安 美好
住所:浦安市当代島1-1-5 メトロセンター 
TEL:047-304-5344

営業時間:8:00~20:00   火曜日定休
 


② 堀江 「清瀧神社」

大きな道に面していて、住んでいた頃は週に一度は前を通り過ぎていたので、一番馴染みがある神社。改修中だったけれど、たくさんの人がお参りにきていた。

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三社それぞれ、裏手に富士山を模した富士塚がある。
御朱印は奥から宮司さんが出てきてとても素敵な文字で書いてくれた♡
 
③猫実(ねこざね)・北栄 「豊受神社」
豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)は無病息災・延命長寿に御利益との事。雨だしお祭り中で大混雑だけどお参り。

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柴犬ぽい狛犬さん。

富士塚には天狗?秋葉大権現?の像。

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こちらではお祭り真っ最中で御朱印も対応できないとの貼り紙。後日郵送してくれるというのでお願いする。通常の御朱印の他、この時は黄色い銀杏の季節がわりの限定もあったので限定をお願いしてくる。でも、後で思えば次回訪問の際の楽しみにすればよかったかも?
境内にたくさん出ている出店はテキ屋さんではなく、法被を着た地域の人たち。とはいえ、かなり本格的で子供たちが楽しそうだった。

気になっていた天然氷かき氷のお店は豊受神社から徒歩5分程度。

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一番食べたかった石垣島パッションフルーツは季節柄、既に終了‥。
ミックスベリーやいちごティラミスもおいしそうだけど、限定でのハロウィン仕様・パンプキンを。

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ここにシナモンを振って食べる。
天然氷だからなのか、ペーストかぼちゃ効果なのか、不思議とあまりひんやりしない、秋でも肌寒い日でも美味しいかき氷♡
カリカリのクランチやかぼちゃの種など歯ざわりに変化があり、ぐるっとかけてあるチョコレートもかぼちゃによくあう。
ただ、お皿が平たくて、後半溶けてくると全然すくえなかったのが残念。あと、天然氷は+150円。天然氷にすると、都内のお店より高い‥でも食べてみたかったので満足。

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これで約2時間。
一旦泊めて頂いたお宅へ戻ってお昼をいただいて、またひとしきりおしゃべりする。
午後から懐かしいお散歩バスに乗って新浦安へ移動、予約しておいてくれたレッスンに飛び入り参加させてもらう。久しぶり過ぎてうまくできなかったけれど楽しかったー。

レッスン後は先生ともう1人の友人と一緒に早めのディナー。ちょうど先生は数日前に誕生日だったのでサプライズでケーキを用意してお祝いも。

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ギリギリまでたくさん笑ってたくさん話して、また来るね!遊びもに来てね!!とハグして、ホームまで走って予定通りのメトロに飛び乗る。
飛行機を一本遅らせたのだけれど、やっぱり最終便にすれば良かった。まだまだ居たかったー!!

電車に乗ると、走ったからからか酔いが回ってちょっと気持ち悪い。金曜日、会社で座っていただけなのに前触れもなく周りがぐるぐるとものすごい勢いで回りだして、全く動けず&話しかけられてもろくに返事もできなくなった感じをちょっと思い出す。今まで経験がないタイプのめまいだったこと、会社で急に起きたこと、収まるまで10分以上かかった(らしい)ことで余計不安になったのだろうか。
この日のめまいはアルコール+乗り物の揺れなので心を無にして深呼吸。

 

羽田に着いたら、到着時に見つけた期間限定出店の中村藤吉の生茶ゼリィを買いに行く。京都で通りすがりに何気なく買ってとっても美味しかったので、帰りに買おうと楽しみにしていた。
20時までと聞いて安心していたのだけど、ショーケースが空っぽ‥かろうじてほうじ茶がひとつだけ残っていた。抹茶も食べたかったー。

あとは飛行機でも電車でも、ひたすら寝ながら家まで帰る。

眠くても疲れてもリフレッシュできた。浦安はやっぱりsecond home。こうして遊びに行けるのも、また友人と会える事も、とっても幸せ。

なんでも先延ばしにしないで、できる時にやろうと改めて思った。

 

2019早秋 東京1泊旅:Day1 今回の目的

会いたい人に会って食べたいものを食べに行く1泊2日の東京方面。

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無事メインの「やりたいこと」が実現して、予定は大幅変更。

Day1: 

朝8時に出発、会いたかった友人が羽田まで来てくれる。

一緒に銀座方面へ移動してふらふら買い物して歩く。一緒によく買い物に来た辺りで懐かしい〜!とはいえ、色々変わっているなあ…。

直前にSNSで、松屋の催事にフィンランド最古のベーカリー、エクベリ(Ekberg)がシナモンロールを出展しているというのを見かけていて、気になっていたので寄り道。

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ベーカリーマネージャー、セルゲイの実演真っ最中で大混雑!

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生のドウを試したい人、と言われて軽い気持ちで手を挙げたら目があって手渡しでもらった。自分で作るのとは生地の感じが全然違う。もっと緩くて、でもひきは強い柔らかな美味しい生地。見学中には、小さく切ったシナモンロールと紅茶を試食にもらう。焼きたてで暖かいシナモンロールが、一層美味しい♡

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1人3個までのシナモンロールを買う。シナモンの他にカルダモンも効いていてとってもいい香り♡生地にもカルダモンを入れていると言っていたような。

松屋を出た後は、ベレー帽と幅広のヘアバンドを探して歩く。今年の流行りでヘアバンドは皆センターでねじってあるので全然見つからない…。逆にベレー帽は今年の流行りであちこちにある。どれも同じぽいね、と話していたけれど、実際かぶってみるとどれも全然違う。

お昼は東銀座まで来たからにはここ!と美味しい穴子のお店に連れて行ってくれる。

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え、ここ?というような路地の奥。

ちょっと早めの時間だったからかすぐ座れたけれど、通常は予約がないと並ばないと厳しいらしい。単品やコースもあるけれど限定のお得なお弁当にする。酢飯の上には青葉と甘めの錦糸卵、その上に煮あなごが一本。薬味の、青柚子と山葵と胡麻とネギを乗せてスプーンでいただく。

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 !

美味しいー!!

今まで、穴子は主にお寿司か天ぷら位でしか食べる機会がなく、うなぎよりは好きだけど特別好物ではなかった。でも、ふわふわで匂いや小骨は全く気にならず、とびきり美味しい。単品だと蒲焼き、白焼き、煮穴子の三種があって、焼きたてを真空パックした白焼きをお土産用に用意してもらって大満足♡
今度はコース仕立てのランチとか、もっと色々食べてみたい!

あなご屋 銀座ひらい
〒104-0061 東京都中央区銀座5-9-5 長屋104
6,000円(平均)1,500円(ランチ平均)

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この日の気温は30℃。湿度が低く目で思っていたよりはマシとはいえ、気温差10℃以上で自律神経乱れまくって私もぐったり。先に途中息切れと目眩がしてゆっくり歩いてもらう‥お互いムリしないでゆっくり動こうと、買い物しては休憩を繰り返す。

歩きながらも休憩しながらも、とにかくたくさん話して過ごす。

偶然入院期間は同じ2週間、放射線は外来で、病理結果が出る約2週間後に改めて治療方針を検討しましょう、という辺り、病院も違うし手術部位も違うのけど専門病院なのは同じなので基本方針は近い部分もあるのかも?と、なんとなく気になっていた事を知れたと言っていたので良かった。
でも、あんなに事前に自戒したのに、結局一瞬涙ぐんでしまう。

疲れが出て負担になっていないか心配だったけれど、一緒にいた間は比較的調子がよかったとのことで、時間ギリギリまで離れがたいねと話し続けて、また近いうちに会おう!と別れる。


夜は浦安の習い事先の友人のお宅へおじゃまする。
たくさんの美味しい手料理をいただきながら、ボスニアからのお土産だという珍しいビールやワインをいただきながら夜中まで話通し。

 

 

 

当時の自分の気持ちを思い出して

泣かない
泣きたいのはこっちなんだけど、病人に気を使わせないでよ、泣かれると困るんだけど、そんなに悲観されても重い、可愛そうがられるのはイヤ、と思った。

聞かれていないのに自分の事を持ち出さない
少しでも参考になれば、と過去の自分の事を引きあいに出さない。状況はそれぞれだし、私だって今と当時の気持ちは違ったはず‥

知ったかぶりをしない
なんとなく病気や治療に関して調べたりしたけれど病状や詳細がわからないままだし正しく理解できていないかも。自分が見聞きしたことを基にして話さない。

同情しない
ものすごく大変なことが起きているということは理解しても気の毒だと思わない。雰囲気ですぐわかる。その時の精神状態によっては、かわいそうがられる=上から目線に捉えてしまう。
当人は自分が気の毒がられて当然の状況なのだとわかっていても、実際に他人から気の毒がられるのは不本意。自分で思うのと他人から思われるのは別!

理詰めで話さない
頭でわかっていても気持ちが追いつかないことがほとんどなのだから。そのギャップを埋められなくて苦しいのに、綺麗事言われても対応できない。

否定しない
うーーん‥と思っても否定しない。あまりにダメな事でも、真っ向からは否定しない。治療したくないとか言っても。

楽観的なコメントは控える
(多分)慰めようとしてだとしても、大したことないとか、知り合いは元気にしているとか、大丈夫とか言わない。何が大丈夫なの、何がわかるの?判ったふりしないでよ、大変なんだから!!と、不愉快だったから。「体表だし、今すぐ命に影響しない」と自分で言ったけれど、それがよかったことなのだとすぐに前向きにプラス思考にはなれない。生きてさえいれば、とか言わないで。
治療中の今でも人口更年期症状に関して、そのうち皆なるんだからとか、暑いだけでしょとか、私も最近更年期な気がしてさーとか、気楽に言われると不愉快。強制的にエストロゲンゼロの状態の辛さはあなたに判らないでしょ、とイラっとする。
ココロ狭い‥?

こちらが悲観的にならない
楽観的も不愉快だけど、あまりに悲観的になられると困るし重い。手術してみないとわからない事だってあるし。

相手の悲観的・後ろ向きは受け入れる
そんな事ないよ、大丈夫とか言わない。だって不確定な未来が不安なんだもん。手術前や病理結果が出るまで色々どうなるのか未確定なんだし、この先の人生大きく変わるかもしれないのに、心配して不安がって何が悪いの?当然でしょ!?と思っていた。今目の前の事実だけを見る、不確定な事を心配しない、心配しても結果は変わらないとか綺麗事言わないで!という気分だった。

気分のムラ、暴言を真正面から受けない
人生最大最悪くらいの出来事なのだから平静じゃなくて当然。普通そうなふりをしていても心の中はぐちゃぐちゃ。そんな時の言葉や考えはその時の悲しい心に浮かんだことで一時の気持ちかもしれない。言われても聞きながす、あの時私にこう言ったでしょとか思わない、ムキにならない。今は相手優先。

頑張ってと言わない
もう十分耐えてるのだからこれ以上要求しないで、放っておいて、と自暴自棄な気分になる。頑張るか頑張らないかは私が決める事で指示される事じゃない!と不快になる。

自分の自己満足じゃないか確認
お見舞い、お守り、その他諸々。閉じこもりたい気分だったから?卑屈になってひねくれていたから?なんにしても、当時の私には重荷だった。
それなのに、いざ他の人に対してとなると、無駄だと分かっていても何かせずにはいられないし、出来ることはなんでもやりたくなった。でもそれは私の気休めであって、相手の為ではない。ひねくれ過ぎ?
とはいっても、その気持ちがうれしいこともあればそうでもない時もある。
私がうれしいことも別の人もうれしいとも限らず、私が要らなかったことが他の人には必要なこともある‥難しい。

 

話したい事を話してもらう、否定せずに聞く。聞かれたことには断定的にならないように、不安を煽らないように、でもちゃんと答える。ごまかさない。

気持ちが不安定で当たり前。何を言われても心の底から気持ちは晴れないし、些細な言葉も傷つくし、気を使ってくれていると分かっていても気に入らない時は気に入らないし、急に不安で悲しくもなる。突然涙だって出る。私は自覚症状がなかったけれど、今感じている不調でさらに不安になるだろう。

同じような病気をした人にしかわからない事や気持ちがあると思った。話しているうちに泣いた事も何度もある。でも話すことで少しでも楽になれるかも。
でも、話したことで余計不快になったり不安にさせたりしたくないと、書き出してみたけれど、もう忘れてしまっていることもあったし、うっかり言いそうなこともあった。

言ってもらって・してもらって心強かったこと、うれしかったことも出来るだけ思いだそうとしている。

多分それは色々なカタチや方法で、漠然としていて言いようのない私の不安を受け止めてくれたことだったのではないかと思っている。

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私の告知も10月だった。もうすぐ3年も経つんだ。